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女帝のコレクション「大エルミタージュ美術館展」観ました。
エルミタージュ美術館の創立は1764年、エカテリーナ2世が、親しい人々に美術品を見せる場所を作り、そこを“エルミタージュ(フランス語で「隠れ家」の意)”と呼びました。
そして今回の愛知県美術館にはエルミタージュ美術館の決定版 オールドマスターの傑作勢揃いでした。オールドマスターとは、16世紀ルネサンス時代のティツィアーノ、クラーナハなどから17世紀バロックのレンブラント、ルーベンス、ヴァン・ダイクなどを経て、18世紀ロココのヴァトー、ブーシェなどに至る巨匠たちを指します。本展は、出展される油彩85点すべてがエルミタージュ美術館の常設展示作品、すなわち美術館の顔ともいうべき作品群でした。西洋絵画の王道ともいえる珠玉のコレクションは、まさにエルミタージュ美術館展の決定版といえるでしょう。
貸し出しの音声ガイドは作家の又吉直樹さんがナビゲーターを務め作品の見どころ、時代背景を分かりやすく解説していました。
写真は会場内で1番に出迎えてくれる作品、ウィギリウス・エリクセン《戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像》です。会期中の展示室内で写真撮影が可能でした(笑)。
田口合掌